About
Harley Davidson Street750を使用した世界規模のカスタムコンテスト"The Battle of Kings"が
開催されました
日本国内においては全ハーレーダビッドソンディーラーの中から選抜された12台が"Yokohama Hot Rod Custom Show 2015"においてその技術、デザイン、アイデアを競いました
寺田モータースの参戦車両は眩しいばかりのボディーカラーが特徴的な2015年モデルのStreet750、その名も"Gold Bullion"です
優勝こそ逃しましたが決して奇をてらうことなく、オリジナルの性能、外観双方を決戦のその日まで磨きあげて参りました
Speed Meter
オートバイに跨った時真っ先に目に飛び込んでくるスピードメーター
この目につくメーターをカウル内に押し込みました
これは高さを抑えたハンドルとのバランスを調節する意味もございます
メーターステーはアルミ材から、移設後の空間を埋めるカバーにはカーボン素材を使用しました
Gas Tank
ガソリンタンクをよくご覧ください
両サイドを大きく絞り込むとともにタンク上面中央の凸面を平滑化しイメージの変更を狙いました
オリジナルの幾分野暮ったいタンクと比較すると運転時、股間の間から顔を覗かせるそのセクシーに絞り込まれたラインに目が奪われるはずです
Seat
シートはデザイン、乗り心地を念頭に一から作成しました
デザイン面で大きな特徴と言えるのが中央に入った太いライン、
そしてその厚みです
ノーマルの厚めのシートでは実現不可能な独特な雰囲気は薄さを追求したこのシートに起因しております
また運転者とオートバイの距離が物理的に近づくことで得られる両者の一体感は操作性の向上という副産物をも生みだしました
車体後部は独自にカーボン製フェンダーレスキットを作成しこれを使用することでスタイリッシュに仕上げております。
当フェンダーレスキットを使用することでテールカウル内にETC車載器を収納することが可能となります。
Suspension
注目を引き付けるリアのサスペンション、Nitron社との共同開発により生まれました
リアサスペンションを新調するにあたり最も時間をかけたのはメイン部品の一つであるバネの選定でした
幾度となく改良、試験を繰り返しついに最良のサスペンションが完成しました
このリアサスペンションは「ストリート750用リアサスペンション」として販売中です
フロントは一見オリジナルのままに見えますが内部のスプリングを加工・調整を施すことでノーマルとは比較にならない路面追従性を手に入れております
フロントフォークスプリングに関しましても今後「ストリート750用フロントフォークスプリング」として販売予定です
Body Color
車両の名前"Gold Bullion(金塊)"、
その由来と誰しもが考えるゴールドのカラーリング
その考えを否定はしませんが完全に同意もいたしかねます
極限まで調整された前後のサスペンション
制動能力が劇的に変化したブレーキシステム
オリジナルの車両とは比較にならないほどの走行性能、そしてデザイン性
乗ればもちろんですが一目見ただけでも気づいてしまうそのオートバイが持つ乗り味の豊かさ
それこそがこの名前の真の由来です